全身麻酔は一瞬です。
目を閉じたら手術は終わっています!
とはいえ、全身麻酔ってなんかすごく危険な感じがしますよね?
- 痛くないのか
- 意識が一瞬で飛ぶのが怖い
- どんなリスクがあるのかわからない
こんな悩みを抱えている人が多いと思います。
今回は全身麻酔の疑問について気になったので調べてみました!
全身麻酔の”概要・方法・におい・リスク”について解説します!
どんなものか知っておくと判断の材料になりますね!
目次
全身麻酔ってどんなもの?
全身麻酔とは
私達が夜、眠っている間の意識はありません。しかし、もしナイフでお腹を切られたら、痛みで反射的に声をあげたり起き上がったりし、眠り続けることはできません。これが自然な眠りです。一方、全身麻酔では、手術のような痛みを伴う大きな刺激やストレスを受けても、無意識、無痛、体は動かない、しかも記憶に残らない状態を保ちます。全身麻酔は、麻酔薬を使って痛みや出血などの手術ストレスから患者様を守り、手術がスムーズに行える環境を整える方法なのです。
無意識で無痛。記憶も残りません。
その為、本当に一瞬で終わります!
Twitterでも話題ですが大袈裟な話ではありません!
自分もヘルニアの手術した時、全身麻酔のマスクを掛けられた所で意識が飛んで、気がついたら数時間後の病室でした。(苦笑)
RT @EndowSaya: ずっと前に全身麻酔した時の不思議体験
こんな感覚の方多いんじゃないかなと pic.twitter.com/EkwGFtQcbw— 小金 (@hkkokin) April 5, 2020
やまキーも小学校の頃手術を経験した際には”全身麻酔”をしました。
体感上目をつぶった1秒後くらいに目が覚めたらベッドの上でした。
時間はしっかりは過ぎていて本当にびっくりしました!
全身麻酔の方法
それでは全身麻酔の方法について簡潔にまとめていきます。
全身麻酔はどうやってやるの?
局所麻酔(一部に麻酔をする)は末梢神経に対して麻酔薬を注入します。
この時の手法で用いられるのは主に”注射器”ですよね。
”注射=怖い/痛い”と考える方も多いと思います。
全身麻酔は麻酔ガスもしくは点滴から実施されます。
手術でよく使われるのは”麻酔ガス”ですね!
小さい子供や注射が怖い人はこの麻酔ガスなら安心ですね!
麻酔ガスは”人工呼吸器”を使用して投与されます。
この”人工呼吸器”を使用する理由もちゃんとあります。
人工呼吸器を使用する理由は?
人工呼吸器を使用する理由は下記のとおりです。
- 睡眠と違い呼吸が浅くなる
- 筋肉を緩める薬も併せて服用するため自力で呼吸が出来ない
これらの特徴がある為”人工呼吸器”を使用する必要があります。
人工呼吸器が無いと呼吸が出来ず大変なことになります。
麻酔ガスってどんなにおい?
気になりますよね?
とっても臭いガスだったらどうしよう!!
安心してください。
実は麻酔ガス(正確にはマスク)には様々なにおいがあります。
- バニラ
- メロン
- オレンジ
- チョコレート
甘い系のにおいが多いので小さい子供でも大丈夫ですね!
やまキーは”チョコレート”を選びましたがどうやら間違えたらしく”変なにおいで、うわっ”ってなった記憶があります。笑
全身麻酔のリスク
全身麻酔には段階的なリスクがあります。
軽度の症状
- 喉や声の異常、頭痛、吐き気、めまい
- 腰痛
- 目の違和感
- 身体の震え
中度の症状
- 歯の損傷
- アレルギー
- 血圧の上昇と低血圧
- 神経障害
重度の症状
- 脳障害
- 心臓停止
全身麻酔の最も重症な合併症は、脳障害、心臓停止、死亡です。しかし、麻酔による死亡発症頻度は22万人に1人と極めて少ないです。特別な持病があり、例えば遺伝的に麻酔薬にアレルギーがあった場合など、極めてまれな不運が重なった場合にのみ起きると考えてよいでしょう。命にかかわる麻酔薬に対するアレルギー反応で高熱が出る悪性高熱症は5万人に1人、心臓停止に直結する、血の塊が肺血管を閉塞する肺塞栓症は10万人に3人です。
上記の数少ないリスクを含めると、他の多くの治療法と同様、全身麻酔も100%確実に安全だと断言することはできません。しかし、全身麻酔は適切なモニターと麻酔科医の緻密な監視があれば、安全性が非常に高いことはご理解いただけるのではないでしょうか。重度の合併症は非常にまれなのです。
全身麻酔が怖い!不安を解消するために学んでみよう!:まとめ
如何でしたか?
全身麻酔の”概要・方法・におい・リスク”について解説しました!
もしも、手術を受けられる際に”全身麻酔”を選択する場合は”リスク”もしっかり協議したうえで同意を判断しましょう!
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